新学期‼こどものお弁当箱のお話
2021.03.17 食育新年度・新学期
新入園や入学、進級にあわせての子供の持ち物準備って結構大変なんですよね~(汗)
大きものから小さなものまで色々あって、大体のものはサイズが指定されていると思います。レッスンバッグや小袋類などなど…。
でも、お弁当箱ってサイズ指定ありませんよね?せいぜい、「お昼時間内に食べきれる量を…」程度ではないでしょうか。
お弁当箱の使用頻度はそれぞれ異なると思いますが、遠足やイベント事で使用することが出てくるので、子供用お弁当箱1個は準備しておくと安心かと思います。
で…いざ買いに行ったことのあるママはわかると思うのですが、子供のお弁当箱って意外と選ぶのが難しい‼
素材や形もそうなのですが、何よりも「サイズ」が難しい。
小さすぎてお腹減ったらかわいそうだし…大きすぎて食べきれなくても困るし…
今回は、子供のお弁当箱選びのポイントなどお話していきたいと思います。
**素材**
・アルミ…軽くて丈夫なアルミのお弁当箱。開け閉めは蓋をかぶせるタイプが多いので、小さな子供にも扱いやすいと思います。ただし、汁漏れの心配ありです。
プラスチック…種類が豊富で、電子レンジ・食洗機対応のものが多いのもうれしいですね。色移りや臭い残りしやすい、劣化が早いのが難点。
**形**
・パッキン…パッキンがついているお弁当箱は、密閉率が高いため、汁漏れなどの心配が少ないのがメリット。ただし、開け閉めに力やちょっとしたコツがいるので、あらかじめ練習しておいた方が安心です。
タッパー…タッパータイプは軽くて密閉率が高いのがメリットです。ただし、小さい子供にとっては開けるのが難しい場合があります。
**サイズ**
これが本題!!そもそもサイズの目安ってあるのでしょうか?
実は、一般的に【お弁当箱の容量=エネルギー量】といわれています。
つまり、容量360mlのお弁当箱=360kcalということ(バランスよく適量詰めることが前提です)
3~5歳の子供が1日に必要なエネルギー量は1250~1300kcalなので、1食当たり416~450kcalとなります。
これらを当てはめると、園児のお弁当箱の容量は「~450ml」が適しているということになります。
子供用のお弁当箱の一番小さいサイズは280ml
位なので、年少さん位では280ml、その後食べる量に合わせて調整していくとよいでしょう。
ちなみに…
小学校中学年は500~600ml
小学校高学年は600~850ml
が目安となります。
また、「280mlだと小さい気がするんだけど、300mlだとまだ大きい…」というような微妙な時期には、メインのお弁当箱(280ml)+小さなデザートケースという形がおススメですよ。
**「食べ切れた!」という達成感を演出**
特に年少さんでは、家庭以外の場所でお弁当を食べることに緊張してしまいがち。
いつも通りに食べられないという場合も…。
あるいは、時間内に食べきれないということも想定されます。
これらの事態を想定し、慣れるまではあえて小さめのお弁当箱を選択し、「全部食べきれた‼」という達成感を味わわせるというのも◎
お弁当箱のサイズはそのままで、詰める量でコントロールするのもよいですね。
お弁当箱の目安はあくまでも目安に過ぎないので、お子さんの様子に合わせて選んであげましょう。
お友達や先生と食べるお弁当は子供にとってとても楽しみなものです。
お弁当がおいしくて楽しい思い出になるように、まずはお子さんにぴったりのお弁当箱を見つけることから始めてあげましょう。