おうちで楽しく遊びましょ!

2021.01.21 モンテッソーリ教育

新型コロナウイルスによる自宅での自粛。おうちで子どもと過ごす時間が憂鬱・・・。

なんていうことになってはいませんか?

そんなお父さんとお母さんのためにモンテッソーリアンのおすすめする、子どもとおうちで楽しく遊ぶ方法を紹介します!

家族の写真

・準備

1自分の家族の写真

2おじいちゃん、おばあちゃんなどの親戚の写真

・あそびかた

子どもは写真を見ることが大好きです。自分の周りには誰がいるのかな?

そして、その人たちは、自分とどのような関係なのか?

自分は家族に愛されているのか?自分も家族を大切に思っているか?

家族でたくさん話してみましょう!おうちにいる今だからこそ、家族の絆を再確認

できます。

・ワンポイント!

モンテッソーリには「写真ホルダー」というお仕事があります。

様々なお気に入りの写真を集めて、教師やお友達と写真を見ながら会話を

します。

これは、 言語活動の一環で、「語彙の拡充」につながります。

アルバム作り

・準備

1写真光沢用紙

2スマフォやパソコン

3アルバム

・あそびかた

今までスマフォやパソコンに撮りためていた写真を、子どもと一緒に整理してみては

いかがでしょうか?

子どもは写真が大好きですから、喜んでアルバム作りに参加をすることでしょう!

・ワンポイント!

これもモンテッソーリの言語活動です。

アルバムを作りながらお父さん、お母さんとたくさん会話をすることで「語彙の拡充」

につながります。

スポンジで家庭菜園

・準備

1種

2スポンジ

・あそびかた

スポンジを湿らせて、穴をあけます。そこに種をまきます。

なべなどの容器に水をはり、そこにスポンジをおきます。

ベランダに置いたり部屋の中に置いたり・・スポンジを置く場所は子どもと相談をしてください。

数日すると芽が出ます。芽を出すことを毎日楽しみに過ごせます!

 文字や絵が描ける幼児は観察記録をつけてもよいですね!

・ワンポイント!

植物の栽培は、モンテッソーリの文化活動です。

植物観察は、非常に子どもにとって興味深いもの。

 観察日記をつければ、言語活動にもなりますし、毎日の水やりは日常生活活動にもなります!

仮面つくり

・準備

1お菓子やコーンフレークなどの大きめの箱

2はさみ

3のり

4折り紙などの色紙

5クレヨン、絵の具など

・あそびかた

毎日の生活で出る空き箱を使ってお面作りを楽しみましょう!

箱の裏側と底部分を切り抜けば顔が入ります。

箱の外側は自由にデザインをしましょう。

どんなお面ができるかな?家族みんなのお面ができたら、かぶって遊びましょう!

・ワンポイント

自由な制作活動はレッジョエミリアやシュタイナーと通じます。

何もないところから材料を集め、想像でお面作りにこどもは集中します。

大人は求められたときだけ、お手伝いをしましょう。

 「こうしたら?」「こうしなさい」というアドバイスは不要です。

 こどもの感性に任せましょう!

段ボールクラフト

・準備

1段ボール

2ガムテープ

3マジック、クレヨン、絵の具

4新聞紙や色紙

・あそびかた

自粛によりお家で過ごすとインターネットでお買い物をすることが多くなりますね。

大量の段ボール箱は子どもにとっては遊び道具!

家を作ったり街を作ったり・・キッチンも段ボールで作れちゃいます。

段ボールクラフトが完成したら、段ボールの街で遊びましょう!

・ワンポイント

こちらもレッジョエミリア、シュタイナーに近い、自由な発想の遊びです。

こどもの空想に任せてあげましょう。

絵を飾ろう!

・準備

1ボール紙(段ボール可)

2はぎれ

3のり

・あそびかた

ボール紙や段ボールより大きめのサイズにはぎれを切ります。はぎれにしわが出ない

ようにピンと張りながらボール紙に貼ります。

余った四隅を裏側に織り込むと額縁の出来上がり。

自分で描いた絵を自分だけの額縁に飾りましょう。

いくつも作ればおうちも素敵な美術館に早変わり!

・ワンポイント

④、⑤と同様。空想の世界で自由に創造するこどもを見守ってあげてください!

まとめ

長い自粛生活の中、毎日テレビやYouTube漬けになってしまってはいませんか?

景気も低迷中で新しいおもちゃも買ってあげられず・・。どうやって子どもと日々過ごせばよい?と悩んでいるお父さんお母さんは多いはずです。

今回は、モンテッソーリ、レッジョエミリア、シュタイナー教育のエッセンスをちりばめた遊びを紹介しています。

子どもは新しいおもちゃがなくてもYouTubeを観なくても、目の前にあるもので遊ぶことの天才です。

家にある物を使って様々なものを作り、それを使って遊んでみましょう。

モンテッソーリのお仕事と同じく、大人は少しだけアドバイスをしてあげればよいのです。

子どもはどんどん想像力を膨らませて遊びます。

「一緒に遊ぼ!」と子どもに声をかけられたときだけ一緒に遊んであげてくださいね!