【第1弾・子どもの眠りと生活リズム】「子どもの眠りや生活リズムはどう整える?」 

2020.10.21 赤ちゃんのあれこれ

赤ちゃんの眠りについては悩んでいる人も多いものですね。

夜に寝ない、昼に寝る、寝るときにぐずる、夜中に起きて泣く、授乳しても寝ないなど悩みは尽きません。今回は、赤ちゃんの眠りについて2回に分けてお話します。 

 

第1弾では、子どもの睡眠時間や睡眠の特徴、睡眠時間が少ないこと、睡眠時間が短くなる生活環境などについてお話しします。 

第2弾では、生活リズムを作るためにはどうしたらよいか、眠りに関するホルモン、年齢に合わせた生活と眠りのリズムについて紹介します。是非参考にしてくださいね。 

 

1. 赤ちゃんはどれくらいの寝るもの? 

一般的に、赤ちゃんはどれくらい寝るものなのでしょうか。厚生労働省の「未就学児の睡眠指針」を参考に表にまとめました。 

 

① 新生児期  ・睡眠時間は16~20時間 

・睡眠パターンは 1~2 時間の覚醒と1~4時間の睡眠を繰り返す 

・昼夜のリズムはなく、日中と夜間の睡眠時間はほぼ同じ 

・この時期の入眠は動睡眠(後のレム睡眠に相当)から始まる 

② 乳児期(3ヶ月)  ・睡眠時間は14~15時間と新生児期よりもやや短縮 

・3~4時間連続して睡眠をとるパターンとなる 

・動睡眠(レム睡眠:浅い眠り)が減少し、6週~3ヵ月頃からは入眠がノンレム睡眠(深い眠り)から始まるようになる 

③ 乳児期(6ヶ月)  ・睡眠時間は13~14時間 

・6~8時間連続して睡眠をとるようになる 

・昼夜の区別がはっきりしてくる 

・2~4時間の昼寝を1~2回とる 

・9ヶ月ごろには7~8割を夜間に眠るようになってくる 

④ 乳幼児期(1〜3歳)  ・睡眠時間は11~12時間程度 

・ほぼ夜間に睡眠をとるようになる 

・昼寝も1時間半~3時間半を1回とる程度に減少 

・レム睡眠がさらに減少してくる 

⑤ 幼児期(3〜6歳)  ・睡眠時間は 10~11時間 

・昼寝はさらに減少し多くは 5歳頃にとらなくなる 

・脳波上はノンレム睡眠・レム睡眠の繰り返しが成人と同様の約90分のサイクルとなる 

・レム睡眠の割合はさらに減少 

出典:厚生労働省「未就学児の睡眠指針」をもとに作成 

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf&ved=2ahUKEwiFt9zBwMLrAhVJbn0KHfK_DscQFjAAegQIAxAC&usg=AOvVaw2g9FyBQhFxv52wRpUTMUz6 

 

 

2. 実際は理想よりも少ない睡眠時間となっている 

実際の睡眠時間は、理想よりも少なくなっていて、諸外国の中でも日本は子どもの睡眠時間が短いことが報告されています。なぜそのようなことが起こるのでしょうか。次に、子どもの睡眠時間の短縮の原因になりうる事柄を紹介します。 

 

 

3. 大人生活に合わせていると寝る時間が遅くなる 

子どもを大人の生活環境や時間に合わせていると、子どもの睡眠や生活リズムに影響を与えている面があるかもしれません。 

 

① ほとんど歩かない 

ベビーカーや車など、子どもを連れていると便利ですが、あまり歩かない生活をしていると子どもも身体を動かす機会が減ります。 身体や脳の活動を十分に行えるように、歩いたり外で遊んだりする時間を作りましょう。 

 

② 冷暖房の完備 

冷暖房完備が悪いわけではありません。でも、 「汗をかかないように」「寒くならないように」と快適な生活を送っていると、汗をかくべきときに汗をかけないなど、余計に身体に負担となります。汗をかくこと、寒い体験などは悪いことではありません。身体に負担にならない程度に冷暖房を調節しましょう。 

 

③ だらだらとおやつを食べる 

ぐずるたびにおやつやジュースを与えると、食事の時間が遅れてしまう可能性があります。また、それに伴って寝る時間も遅くなります。 食事やおやつの時間を決めて生活リズムを整えると良いでしょう。 

④ いつもテレビやスマホなどが見られる状態である

通信機器にいつでも触れられる環境だと、目からの刺激も強くなり、睡眠にも影響します。 親も子どもも、テレビや通信機器を使用する時間を決めて程よく付き合いましょう。 

 

⑤ 夜遅くまで外出する 

本来寝るべき時間に外出していると睡眠時間が短縮し、生活リズムを崩れます。旅行や帰省など時々は寝るのが遅くなることもあるでしょう。普段の生活で、子どもの睡眠時間を削らないように工夫できるといいですね。 

 

 

まとめ 

いかがでしたか。赤ちゃんや子どもの睡眠時間や睡眠時間が短くなる生活環境などについて紹介しました。睡眠時間は個人差がありますので、目安として参考にしてもらえると良いと思います。第2弾もお楽しみに。 

 

 

 

【参考文献】 

厚生労働省「未就学児の睡眠指針」 

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf&ved=2ahUKEwiFt9zBwMLrAhVJbn0KHfK_DscQFjAAegQIAxAC&usg=AOvVaw2g9FyBQhFxv52wRpUTMUz6