モンテッソーリでお手伝い 

2020.07.02 モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育。最近よく聞く教育ですよね!モンテッソーリ教育って聞くと、なんだか敷居が高そう。。と感じるお父さんやお母さんも多いのではないでしょうか? 

でも実は、、モンテッソーリ教育をよく知ると、おうちでも出来ることがわかります。 

しかも!おうちでお母さんのお手伝いをすることも立派なモンテッソーリのお仕事になります! 

モンテッソーリ教育とは、イタリアの女医マリアモンテッソーリが提唱した教育方法で、 

こどもは遊びながら育つ」という従来の幼児教育とは違い「こどもの活動は遊びではなく仕事である。」と捉えています。 

ですから、こどもはお家で「自分の仕事」が出来たら、立派なモンテッソーリのお仕事になるのです。 

では、こどもの仕事とは、どのようなものがあるのでしょうか。 

1.食器を洗う 

洗い物は、お母さんも面倒に感じる家事ですよね。 

大人が面倒に感じる家事を子供はやりたがるものです。 

洗い物もそのひとつ。シンクに踏み台を置けば、子供も食器洗いが可能です。 

手肌に優しい洗剤を使用して、子供と一瞬に洗いましょう。 

シンクに水が飛び散ることもありますが、最後にシンク周りを拭きあげましょう。 

1.クッキー焼き

モンテッソーリ園では日頃の保育に取り入れてます。 

クッキー生地に水を入れてよく混ぜます。 

好みの形に仕上げてオープンへ。 

出来上がりが楽しみなお仕事。コンロで火を使わずに簡単にクッキングができますよ。 

1.コーヒー豆を擦る 

こちらもモンテッソーリ園では、日々行っています。 

コーヒーミルでコーヒー豆を擦ります。 

手腕のコントロールを促すこともできますし、何よりもお父さんとお母さんのためにコーヒーを淹れてあげることが、子供のよろこびに繋がります。 

子供の淹れたコーヒーを飲みながらbreakタイム。心地よい時間を過ごせます! 

 1.胡麻すり 

すり鉢に胡麻を入れ、すりこぎ棒で胡麻を擦ります。 

擦ったゴマは、和え物にしたり、ごはんにかけたり、食卓に並べましょう。 

自分で擦ったゴマが食卓に並ぶ喜びは子供を成長させます 

花を生ける 

花の水切りを行い、花瓶に花を生けます。 

季節の花を家庭に飾ると、お家の中が華やぎますよ。 

道端に咲いているタンポポなどを摘んで飾るのもよいですね。 

小さい頃から花に親しむことで美的感覚の洗練にも繋がります。 

 かつおぶし削り 

モンテッソーリ教育では、手腕を使う仕事を大切にしています。手腕のコントロールが発達するためです。普段頂いている鰹節も、自分で削ることで、どのように鰹節が出来るのか?を学ぶこともできます。子供の削った鰹節で味噌汁を作ることは食育にもつながります。 

野菜の皮むき 

包丁を使うのは少し心配。という方におすすめのお仕事です。ピューラーを使用してにんじんやジャガイモの皮むきを子供に手伝ってもらいましょう。 

肉じゃがづくりやカレーつくりなどバリエーション豊かな料理が楽しめます。 

玉ねぎの皮むきも楽しいです。むいた玉ねぎの皮を煮出し、Tシャツやガーゼを染めてみるのも楽しいですよ。 

いんげんのへたを取る仕事も楽しいです。 

いかがでしたか?おうちの中でできるお手伝いは、まだまだたくさんあります。 

お母さんにしか家事は出来ない!というのも大人の勝手な考えです。  

子供は仕事がしたい!お手伝いがしたいのです。 

子供にお手伝いをおねがいすることで家事も楽になりますよ。 

おもちゃを買い与えるのがお母さんの仕事ではありません。子供がお手伝いをしやすいように環境を調えてあげることがモンテッソーリ流の子育てです。 

子供はお手伝いをすることで、心も体も成長します。 

テレビを見る時間を子供の「仕事をする時間」に変えてみてください。 

生き生きとした表情を見ることが出来ますよ。