ママのためのモンテッソーリ
2020.06.04 モンテッソーリ教育モンテッソーリ教育。多くの幼稚園や保育園で導入されている、最近話題の幼児教育です。
すでに、欧米諸国では、メジャーな教育となりイギリス王室御用達の教育方法としても話題です。
モンテッソーリ教育とは、子供が自分で選んだ仕事を心行くまで行い、自立へと 導きながら思いやりと協調性を養います。
ここまで聞くと、モンテッソーリを子供に行うのは幼稚園や保育園などの専門施設が望ましいと感じますよね。確かにマリア・モンテッソーリの開発したモンテッソーリ教具を使用してのモンテッソーリであれば専門の幼児教育施設が望ましいですが、 お家でもモンテッソーリの子育てをすることができます。
モンテッソーリをママが知ることで、子育てグン!と楽しくなりますよ!
1歳前後の赤ちゃんは、いたずらが大好き!ハイハイをしながらティッシュを出してはお母さんを困らせたり、高いところに上っては転倒したり、キッチンの中まで入りキッチン用品を出したり・・。お母さんはため息をつくことが多いのではないでしょうか?
大抵のお母さんは、赤ちゃんの「いたずら」に悩み、柵を立てたり、「いたずら」を未然に防いでいるのでは?モンテッソーリ教育は、これらの「いたずら」を子供の内側からくる生命欲求と考えているので、「いたずら」とは認識をしていません。むしろ、このような行動を始めた赤ちゃんの成長に喜びます。そして、 その欲求を満たすための「赤ちゃんの仕事」を用意します。
例えば赤ちゃんがティッシュを引っ張り出すことがあれば、それは「出したい」時期なのです。ティッシュケースに使用をしない布、ガーゼなどを入れて心行く まで「出す仕事」を提供します。 高いところに上りたいのは「四肢の発達」という身体の欲求があるので、安全に上ることが出来る環境を調えてあげます。 キッチンに入りたいのであれば、赤ちゃん用のキッチンセットを用意してあげればよいのです。
そうすることで子供が危険と感じる行動をはじめたとき、成長を喜ぶことができるのです。
子供は、お母さんが大好き!お母さんと同じことをしたい!という欲求があります。
しかし、キッチンに子供が入ってきたら邪魔・・。仕事がはかどらない・・。と、ついつい子供に手伝いをさせることをためらってしまいがち。
ですが、 子供に仕事をさせることで、子供は満足し、自信を持ち、自立へと向か います。
子供に手伝ってもらうにはどのようにしたらよいのでしょうか?
☑1,米を洗う(水仕事が大好きな子供は、お米洗いも大好きです!お母さんも助かります!)
☑1,玉ねぎのかわむき(料理をすることに関心がある子供には野菜の皮むきがよいです。自分でむいた玉ねぎが食卓に上がればうれしいものです。)
☑1,食器洗い(時々食洗器の使用はやめて、子供に食器洗いをお願いしてください。無心に洗う姿を目にすることができます。)
☑1,洗濯物をたたむ(洗濯物をたたむ作業はお母さんも大変ですよね・・。子供と会話をしながら畳む仕事を手伝ってもらうことは楽しいですね。)
☑1,洗濯物を干す(お洗濯を干す作業は、洗濯ばさみも使用します。洗濯ばさみは、子供の指先を鍛えることにつながります。)
☑1,洗濯をする(洗濯板を使用して石鹸で靴下やハンカチを洗う作業です。夏場に良いですね。)
おかあさんの仕事を一緒にすることで、子供はみるみるうちに自立へ向かって成長をしていきます。お母さんも家事を手伝ってもらうことで家事負担を減らすことが出来るのではないでしょうか?そして子供の成長も実感することができます。
家事の合間はテレビを見させるのではなく、子供と家事を一緒に行うことでモンテッソーリ教育の「仕事」が家庭でもできますよ。
ぜひ実践をしてみてください!