ママもちょっと一息‼ハーブのお話②
2021.02.01 食育もうすぐ春。温かくなってくると洗濯物も乾きやすくなるし、子供の外遊びに付き合うのも楽になりますね。お花見も楽しみ♪
こんなうれしいこともたくさんある反面、じわじわと忍び寄ってきていませんか?
黄色いヤツが…そう…花粉です。
花粉症さえなかったら春はもっと楽しいはずなんですがねぇ(涙)
私は、つい数年前から花粉症デビューとなりまして、毎年5月の連休明けまで花粉症とお付き合いしています。
今は、大人だけではなく子供でも花粉症に悩まされている場合も珍しくありませんよね。
花粉症の治療は、症状が出てからではなく、早目のスタートがよいといわれていますよね。
特にお子さんの場合には、痒みで辛くなる前に適切な対処をしてあげたいものですね。
さて今回は、ママ向けのハーブのお話第2弾ということで、冒頭にも話題とした「花粉症」に有効とされているハーブをご紹介したいと思います。
**エルダーフラワー**
以前にも少しだけご紹介したエルダーフラワーですが、今回は、「花粉症対策」という観点から、より詳しくエルダーフラワーをご紹介したいと思います。
エルダーフラワーは、抗アレルギー作用をもつハーブとして欧米では昔から親しまれてきたハーブです。
フラボノイドというポリフェノール成分を豊富に含んでおり、発汗や利尿、精神安定などの作用をもっています。
特に、くしゃみ、鼻水、鼻づまりのような花粉症の症状を和らげる効果が期待されます。
また、精神を落ち着かせる作用により、不快な症状にイライラする時にもおすすめ♪
最近では、エルダーフラワーも手軽に楽しめるハーブティーの1つとして人気が出てきているようです。
ミントやカモミール、ルイボスなどお馴染みのハーブティーと共に店頭に並んでいるのを見かけるようになりました。
私は、カフェインが体質的に合わないため、ノンカフェインのハーブティーを好んで飲んでいるのですが、この時期はエルダーフラワーティーをまとめ買いです(笑)
マスカットに似たほんのり甘い香りで、柔らかな味わいなので、仕事の合間のリラックス兼花粉症対策、一石二鳥という感じでおすすめです♪
また、エルダーフラワーは、 コーディアル(ハーブのシロップのようなもの)としても利用することができます。
コーディアルは、お湯や水、炭酸水などお好みで割って利用するのですが、ハーブティーと違って甘味があるので、子供でも楽しむことができますよ。
エルダーフラワーは、別名「インフルエンザの特効薬」ともいわれています。
寒い時期の風邪やインフルエンザ予防にも役立つ、一石三鳥のハーブかもしれませんね。
**ペパーミント**
ペパーミントはお馴染みのハーブかと思いますが、特徴は何と言ってもスーッとした清涼感。
口直しに食べるタブレット菓子やリップクリームなどにもミントが使われているものがありますね。
ペパーミントはその清涼感によって、花粉症の鼻づまりを和らげる効果が期待できます。
熱めのお湯でペパーミントティーを淹れて、立ち上る湯気をゆっくり吸いこむようにすると効果的です。
スーッとした感じがあるので、子供には飲みづらいハーブティーかもしれません。
子供の鼻づまりなどに利用する際には、飲用するのではなく、入浴の際にアロマオイルを利用するなど、ミントの香りを立てて利用する方法がおすすめです。
ちなみに、ミントはキッチンハーブとしても簡単に栽培できるので、キッチンの片隅にちょこっと栽培しておくと、いつでも摘みたてのフレッシュミントティーを楽しむことができます。
でも、1つだけミントを育てる際に注意しなければならないことがあります。
それは、寄せ植えにしないこと‼
ミントはものすごく繁殖力の強いハーブなので、他のハーブと一緒にしてしまうと、ミントに負けてしまうためです。
この点だけを注意すれば簡単に栽培できるので、親子で一緒に育ててみるのも楽しいかもしれません。
一年中何かと毎日忙しいママ。この時期はご紹介したハーブでの花粉症対策はもちろん、たまにはハーブティーを飲みながらゆっくりと心身を癒してみてはいかがでしょうか。