親子で作ろう!夏野菜カレー

2020.06.22 食育

もうすぐ夏休みですね~。連日の猛暑で日中の外遊びも長くはできないので、夏休みなのに家の中で過ごす時間が長いという子供たちも少なくないはず。

ママもいい加減子供の遊び相手は疲れてきちゃた…なんて状態ではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが、親子でのごはんづくり!

この季節は、 ナスやピーマン、トマトやオクラ、トウモロコシなどの夏野菜がたくさん!

ちょっと苦手な野菜もあるかもしれませんが、苦手克服を目指してカレーを作ってみましょう!!

**まずは夏野菜の紹介から**

ナス…なんとナスの90%は水!他の野菜に比べるとビタミンなどは少ないものの、紫の皮にはポリフェノールがたっぷりで、生活習慣病の予防などに役立ちます。カリウムが多いので、体の熱を逃がしやすくして夏バテ予防効果もあります。

ピーマン…ピーマンは緑黄色野菜の中でもトップクラスのβ-カロテンを含んでいます。免疫力をアップし、病気の予防に役立ちます。色によって栄養量が変わり、オレンジ色が一番ビタミン豊富です。

トマト…トマトの赤はリコピンという成分によるもの。抗酸化作用のあるリコピンの他にも、ビタミンCやβ-カロテンも多いので、この時期の紫外線対策にもおすすめの野菜です

オクラ…オクラのネバネバの正体は食物繊維!お腹の中をきれいにしてくれます。他にもビタミンやミネラルをたくさん含んでいる栄養価の高い野菜です。

トウモロコシ…トウモロコシには食物繊維が豊富なので、便秘の予防に役立ちます。また、疲労回復に働くアスパラギン酸という成分も含まれているので、暑さで疲れた体にぴったりの野菜です。

**夏野菜カレーの作り方**

使う夏野菜はお好みのものでOK!
苦手な野菜も食べやすいように、みじん切りにしてたっぷり使います♪

【材料(4人分)】

豚ひき肉…300g
ナス…2個
ピーマン…2個
トマト…1個
トウモロコシ…1/2本(コーン缶でも〇)
タマネギ…1/2個
オクラ…4本
卵…2個

カレールウ…適量
水…400ml
ローリエ 1枚(あれば)

【作り方】

下準備:トウモロコシとオクラと卵をゆでておく

①オクラとトウモロコシ以外の野菜をみじん切り、オクラは小口切りにする。

②鍋に油を熱し、オクラ以外の野菜を炒める。

③野菜がしんなりしたらひき肉を加えて色が変わるまで炒める。

④水とローリエを加えて煮込む。

⑤カレールウを加えて出来上がり!

ごはんと一緒に器に盛り付けたら、オクラとゆで卵を添える。

**配膳や後片付けも一緒に**

出来上がったカレーをテーブルに運んだり、コップやスプーンを準備したりといった配膳や、調理後や食後の後片付けもお料理の一環です。ぜひ、一緒にやってみましょう。

年齢に応じてお手伝いできる範囲は異なりますが、子供がやってみたいという部分は、必要に応じて大人が介助しながら挑戦させてあげましょう。

**楽しみながら危険も教える**

野菜を刻んだり、お鍋でグツグツ煮たり、お料理は子供にとって楽しい遊びの延長になる場合も。

しかし、楽しむことはいいのですが、刃物や火を使うため、危険があることもしっかりと教えるようにしましょう

調理中に声掛けすることも必要ですが、お料理のルールとして事前によく言い聞かせ、危険を理解させるとより安全かと思います。

**自分で作ったカレーはおいしい!**

苦手な野菜でも、 自分で一生懸命作ったとなるといつもよりも何倍もおいしく感じる子供は多いようです

苦手克服だけでなく、お料理する楽しさやそれに伴なって気を付けなければいけない危険などを学ぶのに大変よい経験になります。

時間のある夏休み、親子でお料理をしてみてはいかがでしょうか。

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