運動神経が良くなる遊びとは?

2019.09.19 幼児期のうんどう
縄跳びをする子どもたち

みなさんこんにちは!

 ​

みなさんよく運動が得意な人を運動神経が良いよねってよく言いますよね。

ただ運動神経って生まれ持ったものなの?

遺伝?環境?

まず答えから言ってしまうと・・・

運動神経は遺伝的な要因はほとんどないと言い切ります!

言い切っちゃった!!

それは何故???

ここからは私の見解であり、今まで培ってきた経験からお伝えします!

運動をするうえで必要になるのは【運動神経】【身体能力】に分かれます。

【運動神経とは・・・】

その名の通り、運動を司る神経の事ですが、分かりやすくお伝えすると、

身体を動かそうとする時に人は脳から指令を出します。

その指令が早く届くかゆっくり届くかが、みなさんがよく言う神経の良い悪いです。

つまり〈自分の身体を自分の思い通りに動かす力〉だと思ってください。

運動神経が良い子を今までたくさん見てきましたが、

総じて、自分の身体を上手くコントロール出来ています。

そして、【身体能力】とは・・・

これは筋力や持久力、瞬発力、柔軟性といったものが身体能力です。

そしてこの2つを【運動神経+身体能力】【運動能力】となるのです。

これをスポーツに置き換えるとわかりやすいのですが、

いくら自分の身体を上手く動かす【運動神経】事が出来ても、

それを活かす筋力や瞬発力【身体能力】がなければ良い結果は期待できません

逆もしかりです。

いくら筋力や瞬発力【身体能力】があっても、

自分の身体を思いに通りに動かす力【運動神経】がなければもったいないですよね。

すみません・・・話が少し脱線していました。

(運動大好きなので語らせると止まらなくなります笑)

さぁここで本題に戻るのですが・・・

運動神経とは神経の伝達スピードが速い=身体が頭で思った通りに動く・・・

もうお分かりですね!

幼児期にたくさん身体を動かし、たくさん神経を刺激することで

神経が敏感に働き、思い通りに動く身体づくりにつながるわけです。

それがのちに言われる運動神経と呼ばれるものです。

子どもの時期にどれだけたくさん身体を動かしてきたかで

運動神経は決まります。

決して生まれ持った才能ではありません!

筋肉や瞬発力は大人になっても発達、成長させる事ができますが、

神経は大人になってからでは発達、成長させることが出来ません。

これが、運動神経が遺伝と言われる要因なのでは?と思います。

ではその大事な幼児期にどんな運動・遊びをしたらいいの?

気になりませんか???

今日はその運動や遊びに迫ります!

まずは【運動編】

運動には様々な動きがあります。

走る

投げる

つかむ

跳ぶ

蹴る・・・

あげだしたらキリがありません。

そして運動神経はとうぜん神経なので多種多様な動きで刺激をしてあげる必要があります。

つまり動作がたくさん必要な運動をたくさんすればするほど運動神経は刺激されます。

例をいくつかあげますね!

例えば

〈のぼり棒〉

のぼり棒を登るためには手や足に力を入れ、全身で体を支えないといけませんよね。

さらに細い棒を登るわけですからバランスを取る必要もあります。

逆に降りる時は力を少しずつ緩めながら降りますよね。

力の調整が必要です。

これが多様な運動という事です。

のぼり棒という1つの運動を行うのにこんなにたくさんの事やらなければならないのです。

もちろん子どもは無意識!

でもこれが無意識に出来るのが運動神経の発達です。

もう1つ例をあげますね!

〈縄跳び〉

跳ぶという動作だけではなく跳ぶタイミングも大事ですよね!

また縄を回す腕の動き、回す速さのコントロール、一定のリズムをとる。

あや跳びや駆け足跳びなどの技になるとさらに難しくなります。

つまり、1つの運動遊びに動作が複数必要なものは運動神経の刺激にとても有効なのです。

このような運動の繰り返しが運動神経を育み、成長してからの財産になるのです。

他にも運動ではない遊びの中にも実は運動神経を鍛えるものがあるのです。

【遊び編】

運動しないのに運動神経?

疑問ですよね・・・

でもあるんです。

今では家などで中々見る機会がなくなった

 

 

〈けん玉〉

〈お手玉〉

〈あやとり〉

 

 

このような伝承遊びと呼ばれる昔から遊びの中には運動神経に結び付く遊びがいっぱい!

伝承遊びってどれも練習しないと出来ない遊びが多いんです。

そして伝承遊びで特徴的なのが手先をたくさん動かす、

細かい動きが求められるものが多いんですよ。

 

 

 

〈けん玉〉体幹、バランス感覚

〈お手玉〉コントロール、空間認識能力

〈あやとり〉手先の器用さ

 

 

どれも身体を動かすうえで必要な要素です。

幼児期にたくさんの遊びや運動を経験することが

のちの運動能力を左右します。

これは断言できます!!!

どうですか?

1つ1つの遊びを、視点を変えてみてみると面白いですよね!

子どもは遊びから学び、成長します。

たくさんの遊びを教え、いっぱい経験させてあげてください。

この遊びこそがのちのちの成長で子どもが、

運動を得意とするかしないかが、変わってきます。

運動の得手不得手はあるとは思いますが、

 

「身体を動かすことが好き」という気持ちが

生まれてきます。

 

これは今後、運動をしていくうえでとても大きな

要因になってきます。

みなさんも遊びの中から子ども達が何を学ぶのかを

考えてみてください。

意外と身近に学びがたくさんあるんですよ!

では今日はこの辺で・・・!

最後までご視聴いただきありがとうございました。

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