時短でごはん!自家製冷凍食品づくり

2020.12.21 食育

なにかとせわしない年末年始。

子供たちの冬休みも始まり、ママの毎日はさらにハードになっているのではないでしょうか?

だからといってどんなに忙しくても、「食事はお休み!!」ってわけにはいきませんよね…。

一日三食を考えて準備するってホント大変…

そんな食事の準備を少しでも楽に、早くするためのアイディアとして「自家製冷凍食品」をご紹介します。

■とりあえず「主食」を!!

とりあえず、ごはんかパン、麺類があれば、なんとかなります!!

炊いたごはんを小分けにして冷凍しているというご家庭は多いと思いますが、パンや麺類もひと手間をかけると解凍するだけで主食が完成しますよ!!

ごはん…ハムや卵、ネギと炒めて炒飯にして冷凍。
    最初から、炊き込みごはんやお赤飯などを作って冷凍しても◎

パン…コロッケやソーセージなど冷凍できる食材をはさんでサンドイッチやホットドックにして冷凍。
   フランスパンならフレンチトーストにしても◎

うどん・そば…肉や魚介類、野菜を入れ、焼うどんや焼きそばにして冷凍。

スパゲッティー…ゆでて全体にオイルを回して冷凍。
        好みの具を入れて、味付けしてからでも◎
        小分けにすれば、お弁当用にも。

冷凍可能な食材であれば、基本的にどれを組み合わせても大丈夫ですし、食材別にカットした状態で冷凍しておいても、様々な用途に使えるので便利です。

■冷凍に注意が必要な食材

肉や魚介類は基本的に冷凍可能なのですが、その他の食材の中には、冷凍するとおいしさが失われてしまうものやひと手間かけなければならないものがあります。

よく使う食材の中からいくつかご紹介すると…

ジャガイモ…生、または加熱しただけではおいしさが失われます。電子レンジなどで加熱してから、つぶしてマッシュにすれば冷凍可能。

きゅうり…水分が多いため、丸ごとの冷凍はNG。
     輪切りにして塩もみ後、水気をよくしぼれば冷凍可能。
     
大根…厚みがあると細胞が壊れ、解凍後スカスカになってしまうので、千切りやおろしにするか、薄切りにして下茹ですれば冷凍可能。 

キャベツ…水分が多いので、下茹ですれば冷凍可能。

卵…殻付きの生卵やゆで卵の冷凍は大きく食感が損なわれるのでNG。
  溶き卵、炒り卵、薄焼き卵などにすれば冷凍可能。

水分が多い食材、繊維質の食材は冷凍に不向きである場合が多いので、冷凍食品にするする際の目安にしてみてください。

■自家製冷凍食品の保存期間

自家製で冷凍食品を作った場合、どれくらいの期間もつのでしょうか。

これは、食材の種類や各家電メーカーの技術の違いもあるため、一概には言えないのですが、衛生的に調理したとしても、1~2カ月以内には使い切る ようにしたいところです。

ご家庭の冷蔵庫に、急速冷凍の機能がついているようであれば、それを使うことをおススメします。

食材を短時間で急速に冷凍したほうが、鮮度も保たれ、より安全に冷凍できます。

■親子で冷凍食品をつくろう!!

冷凍食品を作る際には、余裕があればぜひ、子供も誘ってみましょう。

食事の準備に追われている時間だと、もどかしくてお手伝いさせていられないということありませんか?

冷凍食品づくりは、基本的に朝昼晩関係なく、時間がある時にできるので、いつもよりもママの気持ちに比較的余裕があるかと思います。

せっかくの子供の意欲、ぜひ生かしてあげてください。

まだ、包丁を使うのが難しい年齢でも、ラップで包んだり、保存袋に入れて空気抜きしたり、できることがたくさんあります。

キッチンでのお手伝いには、子供の好奇心を刺激する作業がいっぱいです。

お手伝いの経験から、子供が体得していくものも少なくありません。

親子で会話しながら、冷凍食品を作るのも楽しいですよ!!

我が家の子供たちが小さい頃に好きだったのは、カレーの中のジャガイモをつぶす作業でした。

ジャガイモは、マッシュ状にしないと冷凍できないため、前日に作ったカレーを冷凍する際には欠かせない作業。

手でジャガイモを「グシャッ」とするなんて、普段なら絶対にしてはいけないことですよね。

だからこそ、余計に好奇心がかきたてられたのでしょうね。

保存袋に小分けしたカレーのジャガイモを探してはつぶし、探してはつぶし…。

その経験があってか、ジャガイモは丸ごと冷凍できないことをちゃんと知っているようです。

毎日の食事づくりの負担が軽くなれば、ママの心身にもゆとりができ、子供との時間ももっと楽しめるようになると思います。

今回ご紹介した自家製冷凍食品も、ママの負担軽減ツールの1つとしてぜひ、お試しください!!

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