インド式インターナショナルスクール
2020.11.26 モンテッソーリ教育今話題のインド式インターナショナルスクール。様々なインターナショナルスクールがある中で、なぜ今インド式が人気なのでしょうか。
その秘密を探ってまいります。
【日本国内のインド式インターナショナルスクール】
日本では江東区と横浜にある 「インディアン・インターナショナルスクール・イン・ジャパン(以下IICJと表記)」と江戸川区の 「グローバル・インディアン・インターナショナルスクール」が知られています。スクールでの使用言語は英語。インドでの高等学校卒業資格となるCBSEのカリキュラムを使用しています。
この2校ではモンテッソーリ教育が導入されています。IISJ東京校では国際バカロレアの認定を受けているので、卒業後はDPの資格を得て、グローバルに活躍が出来る人材育成を行っています。
DPとは国際バカロレアの高等学校最終学年二年間に履修するプログラムです。
これに合格することによりハーバード大学、ケンブリッジ大学などの多くの海外大学で入学資格として認定しています。
【学費】
通常のインターナショナルスクールより学費は安いのも人気の秘密です。
各校の学費をみていきましょう。
住所:東京都江東区新大橋2-16-6
年間学費:60万円
住所:東京都江戸川区南篠崎町3-20-6
年間学費:70万円~80万円程度
年間の学費は日本の私学と同等です。この学費の安さで国際バカロレアのDPを取得できればうれしいですよね。
さらに教育内容も充実しているので今後ますます注目を浴びることでしょう。
【カリキュラム】
実際に、どのようなカリキュラムで授業が進むのかも気になるところです。
インドでは5歳~9歳が小学生、10歳~14歳が中学生で5歳から義務教育となります。
インディア・インターナショナルスクール・イン・ジャパンはIT技術者のための子どもたちの学校として誕生したこともあり、数教育には大変力を入れています。
モンテッソーリ教育を導入していますが、モンテッソーリ教育では算数教育が非常に充実していることもあり、 モンテの教具を使用して幼児期から足し算、引き算、割り算、掛け算 も積極的に行います。小学校に上がる頃には4桁の計算が暗算でできるまで指導しています。
インドはIOTの発達が著しい国なので、PC操作とプログラミングも行います。
授業はすべて英語で行うので、英語が学べて、PCスキルも格段に上がるというわけです。
これは魅力的ですね。
日本でも早速メディアで取り上げられています。メディアで観た人々は日本の教育に危機感を抱いたのではないでしょうか。
というのもあまりにもハイレベルで授業が進められていくからです。
日本人の場合、この授業についていくのが大変でしょう。
しかしプログラミングにより論理的思考を身に着けることができますし、わざわざプログラミングスクールに通う必要もありません。
日本にはない特徴は他にもあります。飛び級ができるのです。つまり、優秀な子どもは、どんどん上を目指すことができるというわけです。
競争心も鍛えられるので、子どもはますます勉強に励むという仕組みです。
【まとめ】
注目度がますます高まるインド式インターナショナルスクールですが人気の秘密は高い学力を身に着けつつも学費が安いということ。
横並び教育の日本では、才能に突出している子供はなかなか芽が出ない仕組みになっていますが、インド式インターでは、年齢に関係なく同じレベルで学ぶことが出来ます。
これからグローバルを視野にアクティブラーニングが盛んになる日本。インド式インターの教育に少しでも近づくことが出来てきて、そこからさらに人気があがるのではないでしょうか。
これからの子育て世代はおさえておきたいインターナショナルスクールですね。