ママもちょっと一息♪ハーブのお話
2020.11.16 食育
だんだん寒さも本格化してきました。
寒くなってくると気がかりなのは、風邪やインフルエンザ…
我が家は今のところみんな元気いっぱいですが、「手洗いした?」「うがいした?」と毎日口を酸っぱくして言っています。
園や学校など集団生活をしていると、どうしても子供がもらってきてしまうこともありますよね。
体調を崩した子供が元気になった頃には家族中に蔓延…
なんて負のスパイラル…子育て家庭のあるあるではないでしょうか。
子供の看病って通常の家事育児+αなので、ただでさえ忙しいママは心身へのダメージがとっても大きい!!
疲労がたまっていると免疫力が低下し、子供が元気になった頃に、今度はママがダウンなんてことも…
加えてこの時期は、体が冷えやすいので「冷え」による体調不良にも要注意!!
体が冷え、体温が1℃下がると免疫力は30%も低下してしまうのだそうです。
男性に比べて筋肉量が少ない女性は元々冷えやすい体質であるともいえます。
体が冷える原因は、外気の寒さもあるのですが、疲労やストレスにより引き起こされる場合もあるようです。
とはいっても、家事や仕事、子育てに追われるママに、疲労やストレスをためないようにというのはなかなか難しいもの…
そんな頑張るママたちにおススメなのが、ハーブティーでのティータイムです。
ハーブは、その種類によって様々な効能を持ち、自然の力で体を整えてくれます。
また、香り成分を含むものが多いため、アロマテラピー効果でストレスの緩和もできますよ。
数あるハーブの中でも、この時期のおススメは、「カモミール」「エキナセア」「エルダーフラワー」の3種です。
シングル(一種類のみ)のものもありますが、クセが強いものもあるので、数種のハーブがブレンドされているものから始めてみるといいかもしれません。
スーパーや輸入食品のお店などで、ブレンドハーブティーとして販売されているので、ぜひチェックしてみてください!!
【おすすめのハーブ紹介】
世界で最も親しまれているハーブともいわれるカモミール。
心身のリラックスや消炎(炎症を抑える働き)、冷えからくる婦人科系の不調の緩和に効果を発揮します。
牛乳と相性がよいハーブなので、温かいミルクティーがおススメです。
子供にははちみつなどで甘味を加えてあげると飲みやすいですよ。
【注意】カモミールはキク科のハーブですので、キク科アレルギーのある方にはおススメできません。
あまり聞きなれないハーブかもしれませんが、古くから「免疫力を高めるハーブ」として親しまれてきたエキナセア。
免疫力を高める効果があるため、風邪やインフルエンザなどの感染症予防に役立ちます。
「インフルエンザの特効薬」という異名をもつエルダーフラワー。
発汗や利尿を促し、風邪のひき初めに効果を発揮します。
抗アレルギー作用ももつため、花粉症の緩和にも効果が期待できます。
ご紹介した3種類のハーブは、薬と違い、作用が穏やかであるため、子供や高齢の方でも飲むことができます。
「うがい・手洗い・ハーブティー」
なんていうのも効果ありかもしれませんね。
◎子供でも利用しやすい!「コーディアル」
そして、これは若干お高くなってしまうのですが、ハーブの専門店などでは、「コーディアル」という、ハーブのシロップも手に入ります。
コーディアルは元々、アルコールにハーブを漬けて作られていましたが、今ではアルコールは使わず作られているものが多いので、、子供から大人まで気軽に飲むことができるようになっています。
ハーブコーディアルは、基本的に水やお湯で割って飲みます。すっきりしたいときには炭酸水でもおいしいですよ♪
甘味があるので子供でも飲みやすいと思いますので、機会があればぜひ、親子でお試しください!!
寒い日の休憩タイムには、心身を元気にしてくれるハーブで、ママもほっと一息ついてみませんか。