モンテッソーリでトイレトレーニング
2020.07.30 モンテッソーリ教育子どもを持つお父さん、お母さんなら誰もが悩むオムツ外し。
☑いつ外してよいかわからない・・。
☑オムツ替えを嫌がる・・。
など、多くの声を耳にします。
そんなとき、モンテッソーリ育児が有効なことをご存知ですか?
モンテッソーリ教育は子どもの自立を促す教育です。
0歳からモンテッソーリ教育法を家庭で実践することで、トイレトレーニングの悩みも解消されます。
では実際に、どのようにトイレトレーニングを進めていくのかを見ていきましょう。
1.産まれた時から始まります!
多くのお父さんお母さんは2歳~3歳になり、トイレトレーニングを始めていきますが、
モンテッソーリ教育法ではトイレトレーニングは、赤ちゃんが生まれてきたときから始まります。
産まれて間もない赤ちゃんは、もちろん排泄を理解していません。生理現象のみで排泄をします。ですからオムツを当てます。
この時期に大切なのは、赤ちゃんに語り掛けながらオムツ替えを行うことです。
「おしっこ出たね。きれいにしようね。」と話しかけながら、おむつ替えを行ってください。そうすることで、これからお尻をきれいにする。という意識が赤ちゃんに芽生えていきます。
1.排泄があれば、すぐに交換!
オムツの発達により、赤ちゃんが排泄をしても不快にならないような機能が備わっています。つまり、こまめにオムツ替えを行わなくてもお尻はずっと心地よいのです。
しかし、このことが、トイレトレーニングの妨げになっているのです。
排泄をすると「気持ち悪い!」という感覚を赤ちゃんが感じ取らなければ、いつまでもオムツが外れません。 可能であれば布おむつが最適です。布おむつであれば、排泄をすると、いつでも不快な感覚を実感できるので、おむつ離れが早いです。
ですが・・仕事を持つ母親には布おむつはハードルが高いですよね。
紙おむつで育児をするのであれば、赤ちゃんの排泄ごとにおむつ替えを行ってください。
吸収力が高いし、コストがかかるから、おむつ替えは一日数回のみ。としていると、赤ちゃんもその感覚に慣れてしまいます。排泄をしたらオムツを交換する!ということをこまめに行うことで、赤ちゃんにも意識が芽生え、トイレトレーニングがスムーズに進みます。
1.歩行が始まれば早速トレーニングを開始しましょう。
歩行が始まれば、早速トイレトレーニングを開始します。
1時間ごとにトイレに誘いましょう。大人のトイレに踏み台と補助便座を付けて開始することも良いですが、おまるを用意してあげると、より早くトイレトレーニングができます。おまるであれば、自分で腰掛けることができます。
つまり、自分ですべてを完結できるのです。
1歳は面倒なことでも喜んで行う時期なので、喜んでおまるに座ることでしょう。
2歳はイヤイヤ期に突入をしてしまうので、2歳からトレーニングを始めると、トイレに行くのはイヤ!おまるなんかイヤ!となってしまいます。ましてや、通気性が抜群なおむつを付けていれば、なおさらトイレトレーニングなんて面倒です。
1.パンツ選び
実際にトイレトレーニングを開始する時期のパンツはどのようなものが良いのでしょうか。
一番は足をつたっておもらしをすることで気持ちが悪いという感覚を養うことです。
畳文化の日本では、おもらしをしてしまうと掃除が大変です。
その点フローリングであれば、いくらおもらしをしても拭くだけで良いのでおむつ外しは楽ですね。
出来ればフローリングで布のパンツで早めに取りたいところですが、様々な事情で難しい場合、トレーニングパンツを使用してください。
紙パンツからトレーニングパンツに移行することで、「大きくなった!」という意識も芽生えます。
まとめ
トイレトレーニングは、とにかく大変!と捉えている方も多いと思いますが0歳から始めていれば、案外スムーズにトレーニングが完了します。
2歳は前述したようにイヤイヤ期ですから、この時期に快適なオムツを外すことが子どもに苦痛を与えるのです。
0歳からこまめにおむつを交換し、「きれいにしようね。」と優しく語り掛けることで、おむつ交換の不快さをなくし、1歳からトイレトレーニングを始めることで、難なくおむつ外しができます。
ここで大切なのは、失敗をしても厳しく叱らないことです。厳しく叱られることで、子どもはトイレに行くことが嫌になってしまいます。成功をしたら、とにかく暖かく褒めてあげましょう。そうすることで、子どもは、一人で排泄をすることに喜びを覚えますよ!