運動遊びの3大ポイント!

2019.09.26 幼児期のうんどう
肩車をする親子

みなさんこんにちは!

今回は『運動遊び』が大事な3つの理由についてです。

就学前の子ども達に大事なのは、

座って勉強する事でも、

習い事をするでもなく、

《運動すること》だと思っています!!

(あくまで個人的な意見ですよ!!)

勉強も大事です。

何か習い事をして極めていく事も

もちろん良い事ですね!

ただ私が言いたい事の1つに・・・

勉強は小学生になっても、

大人になってもやろうと思えばできるんです。

習い事も然り!

成長していく中で、自分が本当にやってみたいことを見つけ、

習いたいと思ってからでも全然遅くありません!!

ただ・・・

運動に関して見てみると、

就学前に運動をしているかいかないかで大きな差が出てしまうんです。

さらに言うと・・・

子どもの時期(就学前~小学校低学年)にしか、

発達しない部分があるので、この時期を逃すと、

いくら挽回しようとしいてももう手遅れになってしまうのです!

それが【神経発達】!!

みなさん運動神経ってよく言うじゃないですか??

あれって遺伝じゃなくて、

幼児期にどれだけ身体を動かしたかなんですよ!

簡単に言うと、

【運動神経】って自分の身体を自分の思い通りに動かすこと!

これにつきます!

そして先ほども言ったように、

神経の発達は幼児期に著しく発達する・・・

つまり思春期以降になるともう神経は発達しきってしまい、

それ以上の成長が見込めません!

だから幼児期の運動ってとっても大事なんです。

これが、私が子どもの時期に勉強よりも運動が

大事だと思う要因です。

そしてそれが指導されて覚える運動ではなく、

【遊び】を通して身に着ける【運動遊び】が

とっても有効!

子どもは意識する事なく自然な形で、

身体の動かし方を知る!!

これが出来たら間違いなく身体を動かすことが好きな子になります!

ではその運動遊びが大事な3つの理由をご紹介!

【健康状態への影響!】

体温が1℃上がると、免疫力が5~6倍に上がると言われています。

つまり、運動遊びで体温を上げれば、免疫力が高められるのです。

「子どもは風の子」と言いますが、

これは風邪を引かない元気な子とも言い換えられるでしょう。

子どもが熱を出せば、仕事を中断してお迎えに行かなくてはなりません。

場合によっては、仕事を休む必要が生じることも。

その回数が少なくなれば楽ですし、何より、子どもが苦しむ回数が減るのでうれしいですよね。

【脳も神経の塊】

子どもの性格や考え方は、運動遊びの中から身につけることができます。

体を動かさずにいつもストレスを発散できない子は、

普段からイライラしていることが当たり前となってしまうかもしれません。

そんな子に育ってほしくないですよね。

また、友達との関係を上手に築けるようにしたり、

友達といると楽しいという気持ちの基礎を作ったりするのもこの頃です。

運動遊びは、発展してくるとルールが必要になってきます。

そのため、遊びの中で社会性を学ぶことができるのです。

ルールを守ったり、順番待ちの我慢ができるようになったり。

こういったことを、運動遊びの中で学べます。

結果、癇癪を起さずに我慢できたり、話を聞けるようになったりしていくのです。

【生活のリズムが良くなる!】

運動遊びを毎日している子は、体温調整機能が発達してきます。

体温と生活リズムには密接な関係があり、

体温が下がりきってから上昇し始めると目が覚め、

体温が上がり切ってから下降し始めると眠くなります。

例えば、眠い子の手などを触ると熱くなっていますが、

これは体の中心部の熱を表面に移動させるため。

また、熱帯夜で体の熱が放出されないと、なかなか寝付けないのも同じ理由です。

そのため、午前から運動遊びの習慣がある子は目覚めが良くなり、

午後も運動遊びの習慣がある子は寝つきが良くなります。

夜になかなか寝てくれない子は、大体決まって朝起きられないもの。

このような子どもたちは、体温と生活リズムが後ろにずれている可能性があります。

朝と午後の運動遊びが習慣化すると、

なかなか起きない子どもが自然と起きてくれるようになり、

なかなか寝ない子が自然と寝てくれるようになるはずです。

幼児期は、人生でもっとも神経が育つ時期です。

スキャモンの発育曲線によると、

小学校に上がる前までに成人の90%以上に及ぶ神経が完成するとされています。

この時期にいろいろな動きをすることで、多くの神経の発達を促します。

この時期を逃してしまうと、後から身につけるのは至難の業となるでしょう。

では今回はこの辺で・・・

最後までご視聴いただきありがとうございました。

タグ: